ブログ記事の抜粋
Enjoy Simple English 24/7/31(水) Conveyor Belt Sushi 回転ずし2/5
Japan’s Top Inventions 世界に誇るメイド・イン・ジャパン
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conveyor belt kənˈveɪ.ər bɛlt ベルトコンベア
sushi restaurant ˈsuːʃi ˈrɛstərənt 寿司屋、寿司レストラン
less expensive lɛs ɪkˈspɛnsɪv より安価な
be invented bi ɪnˈvɛntɪd 発明される
low-cost loʊ kɔːst 低価格の
immediately ɪˈmiːdiətli すぐに、即座に
became popular bɪˈkeɪm ˈpɒpjʊlər 人気になった
quit one after another kwɪt wʌn ˈæftər əˈnʌðər 次々に辞める
do something duː ˈsʌmθɪŋ 何かをする
factory ˈfæktəri 工場
beer bottle bɪər ˈbɒtl ビール瓶
in a circle ɪn ə ˈsɜːrkl 円形に
take orders teɪk ˈɔːrdərz 注文を取る
local workshop ˈloʊkəl ˈwɜːrkʃɒp 地元の工場・作業場
cold response koʊld rɪˈspɒns そっけない反応
give up ɡɪv ʌp 諦める
inspiration ˌɪnspəˈreɪʃən ひらめき、インスピレーション
run into a problem rʌn ˈɪntu ə ˈprɒbləm 問題に直面する
traffic jam ˈtræfɪk dʒæm 交通渋滞(ここでは「寿司渋滞」)
solve a problem sɒlv ə ˈprɒbləm 問題を解決する
fan-shaped fæn ʃeɪpt 扇形の
test tɛst 試験、テスト
hold a test hoʊld ə tɛst テストを実施する
right to left raɪt tu lɛft 右から左へ
chopsticks ˈʧɒp.stɪks 箸
grab a plate ɡræb ə pleɪt 皿を取る
eight centimeters per second eɪt ˈsɛntɪˌmiːtərz pɜːr ˈsɛkənd 1秒あたり8センチメートル
open a restaurant ˈoʊpən ə ˈrɛstərənt レストランを開く
stand in line stænd ɪn laɪn 並ぶ
creative invention kriˈeɪtɪv ɪnˈvɛnʃən 創造的な発明
a small number of ə smɔːl ˈnʌmbər ʌv 少数の
all generations ɔːl ˌdʒɛnəˈreɪʃənz すべての世代
–
conveyor belt
ベルトコンベアー
find out –
~を知る・見つけ出す
named –
〜という名前の
low-cost
安価な
quit
辞職する
one after another
次々に
have a conveyor belt carry –
ベルトコンベアーに〜を運ばせる
this way
こうすれば
hand
〜を手渡す
get to work
仕事に取りかかる
workshop
(小規模の)工場
run into –
(困難など)に出くわす
rectangle
長方形
go around –
〜のまわりを回る
smoothly
円滑に、スムーズに
get stuck
詰まる
play cards
トランプをする
chopsticks
箸
grab
〜をつかみとる
per second
毎秒
extremely
非常に、きわめて
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回転寿司は世界各国にある。
今日は、この手軽で安価な寿司の楽しみ方がどのようにして発明されたのかを探ってみよう。
物語は1940年代後半、東大阪市から始まる。白石義明という男が低価格の寿司屋を開いた。小皿に寿司を4貫、わずか20円で売ったのだ。すぐに人気店になったが、問題があった。お客が多すぎて、寿司職人たちが忙しすぎたのだ。やがて職人たちは次々と辞めていった。白石は何とかしなければと思った。
ある日、白石はビール工場を訪れた。ベルトコンベアーがビール瓶を運んでいるのを見た。彼は思った、
「ベルトコンベアーで寿司を!」。
ベルトコンベアーで寿司を運べばいい。客はベルトから好きな寿司を取ることができる。そうすれば、シェフは注文を取ったり、皿を客に手渡したりする必要がなくなる。シェフの数も少なくて済む。
白石は仕事に取り掛かった。彼は地元の工房を訪ね歩き、寿司用のベルトコンベアを作ってくれるよう頼んだ。最初は、「そんな話は聞いたことがない」とか「そんなことは不可能だ」といった冷たい返事しか返ってこなかった。不可能だ」と。しかし、白石は諦めなかった。 不可能を可能にするのが仕事の面白さだ。
そして、ついに一人の男性が協力してくれることになった。しかし、すぐに問題が発生した。ベルトコンベアの部品は長方形をしており、角をスムーズに曲がることができなかったのだ。そのため、寿司の皿が引っかかってしまった。まるで寿司渋滞だ。どうすればこの問題を解決できるのだろう?彼はすぐに自分の子どもたちからヒントを得た。白石の息子、宏は言う。「トランプで遊んでいて、扇形にトランプを持っていたんです。父はその形がベルトコンベヤーに使えると思ったんです」。
白石は新しい扇形のピースを作った。白石は新しい扇形のピースを作った。
次に、白石はベルトの方向と速度を決めるテストを行った。何度かテストした後、ベルトを右から左に回すことにした。ほとんどの人が右手で箸を持ち、左手で皿をつかむからだ。スピードは1秒間に8センチと決めた。
1958年、世界初の回転寿司がオープンした。
客はこの独創的な発明を体験するために長い列を作った。
白石の期待通り、寿司を握る職人の数は少人数で済んだ。
白石の発明はヒット商品となった。回転寿司は現在でも大人気で、幅広い世代に親しまれている。