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Enjoy Simple English 25/10/14(火)One after Another ぞろぞろ


ブログ記事より抜粋
Enjoy Simple English 25/10/14(火)One after Another ぞろぞろ
owner ˈoʊnər 店主、所有者
small shop smɔːl ʃɒp 小さな店
wife waɪf 妻
visit ˈvɪzɪt 訪れる
shrine ʃraɪn 神社
dearest ˈdɪərɪst 最愛の、親愛なる
god ɡɒd 神
run a shop rʌn ə ʃɒp 店を経営する
nearby ˌnɪərˈbaɪ 近くの
customer ˈkʌstəmər 客、顧客
for a long time fər ə lɒŋ taɪm 長い間
close down kloʊz daʊn 閉店する、廃業する
business ˈbɪznəs 商売、事業
watch over wɒtʃ ˈoʊvər 見守る
neighbor ˈneɪbər 近所の人
help hɛlp 助ける
put in boxes pʊt ɪn ˈbɒksɪz 箱に詰める
suddenly ˈsʌdənli 突然に
rain reɪn 雨が降る
waraji sandals ˈwɑːrɑːdʒi ˈsændlz わらじ(草履)
wet wɛt 濡れた
ceiling ˈsiːlɪŋ 天井
hang from hæŋ frʌm ~から吊るされる
money ˈmʌni お金
another əˈnʌðər もう一つの
turn around tɜːrn əˈraʊnd 振り向く
pair pɛər 一組、ペア
one after another wʌn ˈæftər əˈnʌðər 次々と
helping us ˈhɛlpɪŋ ʌs 私たちを助けている
across the street əˈkrɒs ðə striːt 通りの向かい
weeks wiːks 数週間
pray preɪ 祈る
ring the bell rɪŋ ðə bɛl 鈴を鳴らす
clap hands klæp hændz 手をたたく
noisy ˈnɔɪzi うるさい
line laɪn 行列
shave off ʃeɪv ɔːf (髭を)剃る
beard bɪərd ひげ
grow ɡroʊ 生える、成長する
plan plæn 計画
another god əˈnʌðər ɡɒd 別の神

小さな店の主人と妻が神社を訪れていました。
「この神社の神様、私たちは近くでお店を営んでいますが、長い間お客さんが来ていません。
そこで、店を閉めることにしました。これまで見守ってくださってありがとうございました。」
神様はこれを聞いて考えました。
「ふむ、彼らは私の近所の者たちだ。助けてあげよう。何ができるかな。」
主人と妻は店に戻り、荷物を箱に詰め始めました。すると、突然雨が降ってきました。
そこへ声がしました。
「すみません。雨でわらじが濡れてしまいました。1足買えますか?」
お客さんです。
「天井から吊るしてある草履はいかがですか?」
「はい。お金をどうぞ。ありがとうございました。」
すぐに、また別のお客さんがやってきました。
「すみません、草履は売っていますか? 雨で壊れてしまって。」
「申し訳ありません。さっき最後の1足を売ってしまいました。」
「本当ですか? でも、あそこに1足見えますが。」
「えっ?」
店主が振り向くと、天井に新しい草履が掛かっていました。
「ええと、それをどうぞ。」
「ありがとうございます。」
客が帰った後、店主が天井を見ると、また新しい草履が出てきました。
「どういうことだ? 1足売るたびに新しいのが出てくる。次から次へと。
ああ、もしかして神社の神様が助けてくださっているのかもしれない。」
その後、店には多くの客が来るようになりました。
通りの向かいの床屋がそれを見て話しかけました。
「ここ数週間、お客が全然来ないのに、あんたの店は繁盛してるな。どうしたんだ?」
「特別なことはしてないよ。ただ神社で祈っただけさ。」
「そうか、それだな。」
そう言って床屋も神社へ行きました。
「神様、聞こえますか? 私にもお客をください。鈴を思い切り鳴らして、手も強く叩きますから!」
神様は思いました。
「うるさいなあ。静かにしてほしいから、助けてやろう。」
床屋が店に戻ると、なんと店の前に長い行列ができていました。
「おお! こんなにお客さんが。これで金持ちだ。どうぞ中へ。何になさいますか?」
「ひげを剃ってください。」
「はい、かしこまりました。」
床屋が髭を剃ると、次の瞬間、また髭が生えてきました。
「えっ? 今剃ったばかりなのに。もう一度剃りますね……また生えた! どういうことだ? こんなはずじゃない!」
「もう別の神様が必要だ…。」

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