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Enjoy Simple English 25/4/1(火)Quebec Winter Carnival カナダ「ケベック・ウィンターカーニバル」

ブログ記事より抜粋

Enjoy Simple English 25/4/1(火)Quebec Winter Carnival カナダ「ケベック・ウィンターカーニバル」
Festivals on Planet Earth
発見! 世界のお祭り

It’s time for Enjoy Simple English. 森崎ウィンです。 今年度毎週火曜日は、オリジナルのショートストーリーをお届けします。 今日のお話 warm bowl of ramen です。
念願のラーメン店をオープンしたヒロシのお店に祖母と母が訪れます。 高額なラーメンに驚く母をよそに、祖母はラーメンにまつわる温かい思い出を話し、ヒロシに大切なメッセージを伝えます。 (Hiroshi opens the ramen restaurant of his dreams, and his grandmother and mother visit him. While his mother is surprised by the expensive ramen, his grandmother shares her warm memories about ramen and gives Hiroshi an important message.)

Okay, let’s listen together.

ああ、だめだ。この話聞いてたらもうラーメン食べたくなってきちゃった。
Calm down, Win. 落ち着いて。 Ha, ha, ha.それでは、See you tomorrow.


ramen shop ˈrɑːmɛn ʃɑːp ラーメン店
keep the price low kiːp ðə praɪs loʊ 価格を低く抑える
fancy ˈfænsi 高級な、贅沢な
caviar ˈkæviˌɑr キャビア
foie gras ˈfwɑː ˌɡrɑː フォアグラ
high quality ingredients haɪ ˈkwɑːləti ɪnˈɡriːdiənts 高品質な材料
fast food fæst fuːd ファストフード
highly skilled ˈhaɪli skɪld 高度な技術を持った
excellent chef ˈɛksələnt ʃɛf 優れた料理人
handmade ˈhændˌmeɪd 手作りの
expensive ɪkˈspɛnsɪv 高価な
calm down kɑːm daʊn 落ち着く
sharing a bowl ˈʃɛrɪŋ ə boʊl 1杯を分け合う
warm inside wɔːrm ˈɪnˌsaɪd 心が温かくなる
challenge ˈʧælɪnʤ 挑戦、課題
honest opinion ˈɑːnɪst əˈpɪnjən 正直な意見
enjoy ɪnˈʤɔɪ 楽しむ、味わう
日本語訳:
ヒロシ:「おばあちゃん、お母さん、僕のラーメン店へようこそ。来てくれてありがとう。」
おばあちゃん:「招待してくれてありがとう、ヒロシ。」
お母さん:「ついにお店が開店したのね。でも…1,500円?」
おばあちゃん:「そうね。ラーメン一杯が?」
ヒロシ:「できるだけ値段を抑えたつもりだよ。他のお店では1,800円や2,000円することもあるからね。」
お母さん:「ただの普通のラーメンよね?キャビアやフォアグラみたいな高級食材を使ってるわけじゃないわよね?」
ヒロシ:「そんなことないよ。ただの醤油ラーメンさ。でも、高品質な材料を使ってるんだ。」
おばあちゃん:「最近は物価が上がってるとはいえ、ラーメン一杯が1,500円するなんて信じられないわ。」
ヒロシ:「でも、ラーメンって海外でも人気でしょ?」
おばあちゃん:「その通りね。」
お母さん:「ニュースで聞いたわ。ニューヨークではラーメン一杯が約3,000円するんですって。」
おばあちゃん:「3,000円?信じられない。」
ヒロシ:「お母さん、ラーメンのことをわかってないよ。今ではラーメンは安いファストフードじゃないんだ。世界中の人に愛される料理なんだ。それに、ラーメン職人は高度な技術を持つ優れたシェフだと言われてるんだよ。」
お母さん:「わかったわかった。昔のラーメンとは違うのね。」
ヒロシ:「その通り。でも、おばあちゃん、お母さん、今日は僕のラーメン代はいらないよ。」
お母さん:「ヒロシ、そんなことさせられないわ。」
ヒロシ:「おばあちゃん、僕がそうしたいんだ。」
おばあちゃん:「じゃあ、ありがとうね。とても嬉しいわ。」
お母さん:「孫の手作りラーメンが食べられるなんて信じられない。」
お母さん:「手作りだけど高いラーメンね。」
ヒロシ:「お母さん、値段のことばかり言うなら、ラーメンあげないよ。」
お母さん:「ああ、わかったわかった。やめるわ。」
おばあちゃん:「落ち着いて、二人とも。でもね、私が嬉しいのは、無料のラーメンだからじゃないのよ。」
ヒロシ:「どういうこと?」
おばあちゃん:「ヒロシ、私があなたぐらいの年の頃、ラーメン一杯は300円だったの。」
ヒロシ:「300円?」
おばあちゃん:「そう。でもね、一人で一杯食べることはなかったのよ。」
ヒロシ:「どうして?」
おばあちゃん:「おじいちゃんと私は当時あまりお金がなかったの。一生懸命働いていたけど、十分にはなかった。だから、いつも300円のラーメンを一杯だけ買って、二人で分けて食べていたの。それは温かくて、とても美味しかったわ。貧しかったけど、おじいちゃんと一緒にラーメンを分け合うのがとても幸せだったのよ。」
ヒロシ:「僕のラーメンがこんなに高くて、なんだか申し訳ないな。」
おばあちゃん:「そんなことないわ。大切なのは値段じゃないの。思い出なのよ。みんなの心が温かくなるようなラーメンを作ってほしいわ。」
ヒロシ:「うーん、それは難しそうだな。」
おばあちゃん:「あなたならできるわ。だって、私の孫なんですもの。」
ヒロシ:「ありがとう、おばあちゃん。あ、ラーメンができたよ。さあ、どうぞ。おばあちゃん、お母さん、感想を聞かせてね。」
お母さん:「まあ、美味しそう。」
おばあちゃん:「じゃあ、いただきます。」
ヒロシ:「召し上がれ!」

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