ブログ記事の抜粋
Enjoy Simple English 24/4/17(水)Cockroach Traps 害虫駆除装置10/16
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cockroach
ゴキブリ
trap
罠
find out –
~を知る・見つけ出す
clever
賢い
chase~
〜を追いかける
rolled-up
(筒状に)丸められた
bug
虫
alive
生きたままで
cicada
蝉
tree branch
木の枝
sticky
粘着性のある、 べとべとする
liquid
液体
get trapped
閉じ込められる
bottom
底
antennae
ænˈtɛnaɪ(英国英語), æˈntɛni(米国英語)
antenna (触角) の複数形
slope
スロープ、斜面
glue
接着剤
complete
〜を完成させる
client
取引先
region
地域
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Ah! I really hate cockroaches.
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ゴキブリを見たらどうする?約50年前、小さな家のようなゴキブリ捕獲器が発明された。
今日はこの賢い製品について詳しく調べてみよう。
1970年代、日本の家庭でゴキブリが問題になっていた。
人々はよく丸めた新聞紙でゴキブリを追いかけたものだ。しかし、一度に一匹ずつしか追いかけることができなかった。兵庫県のある会社は、この問題を解決する製品を開発しようと考えた。この会社で働いていた中山徹は、彼が学んだことを語ってくれた。
「当時、他社はゴキブリのことを考えていなかったので、私たちはゴキブリ捕獲器を開発することにしました。ところがその後、別の会社がゴキブリ捕獲器を販売し始めた。
プラスチックの箱の中に餌を入れると、ゴキブリが入ってくる。箱の中には特殊なゲートがあり、ゴキブリが逃げないようになっていた。良い製品に思えたが、チームはあることに気づいた。箱の上部は透明なプラスチックでできており、中のゴキブリが見えるのだ。また、虫は生きたまま捕獲されるので、捨てる前に殺さなければならなかった。
ゴキブリは生きたまま捕獲される。
「お客さんにとっては大変な作業だった。
もっといい罠を開発できないだろうか?ある暑い夏の日、チームのメンバーがセミの声を聞いた。彼は子供の頃、セミを捕まえていたことを思い出した。彼はいつも、粘着性の液体をつけた木の枝を使っていた。同じ方法でゴキブリを捕まえることができるかもしれない。チームは粘着テープを使って実験した。中山は言う、「ゴキブリがテープの上を歩くと、引っかかったんです(捕獲される)。この瞬間、これがゴキブリを捕まえる最良の方法だとわかりました」。
やがて、底に粘着シートを貼った紙箱ができた。虫を見ずに捨てることができた。ところが、ゴキブリが箱の入り口にやってきても、中に入ろうとしない。
ゴキブリは触角でベタベタした床に触れると、その場を去ってしまうのだ。チームはこれを解決する方法を考えた。そして、あるメンバーが思いついた。
「ゴキブリがスロープを上れば、触角がベタベタした床に触れることはない」。
チームはスロープを付けてテストした。ゴキブリが罠に入った。
そしてまた別のものが。さらにもう一匹。うまくいった。
床にちょうどいい接着剤を見つけた後、1973年に製品が完成した。チームは箱を小さな赤い家に見立てた。
側面にはゴキブリのかわいい絵まで描かれていた。当初、このデザインはビジネス・クライアントには不評だった。真面目な製品に見えなかったからだ。しかし、実際に使ってみると、ゴキブリがたくさん捕れたと喜ばれた。やがて、この製品は日本で大ヒット商品となった。そして現在、世界30以上の国と地域で愛用されている。