Enjoy Simple English 24/7/4(木)Achilles’ Heel アキレスけん


ブログ記事の抜粋
Enjoy Simple English 24/7/4(木)Achilles’ Heel アキレスけん
Wisdom from the West- 古典が語る西洋の知恵

Achilles heel
アキレウス (ギリシャ神話の英雄) かかと
phrase
言い回し、表現
named
〜という名前の
Greek myth
ギリシャ神話
Thetis
テティス(ギリシャ神話の海の精 )
die young
早死にする
the River Styx
ステュクス川(ギリシャ神話の三途の川)
separate ~ from …
~を・・・から隔てる
land of the living
この世、現世
land of the dead
あの世、来世
magical
不思議な、 魔法の
hold by the heel
〜のかかとを握る ・ つかむ
Trojan War
トロイ戦争
the Greeks
ギリシャ人
Troy
トロイ
take away
〜を奪う
side
(敵方・味方の) 一方の側
archery
弓術、洋弓
shoot ~
(矢などで)~を射る
poison arrow
毒矢
weak point
弱点
in the end
ついに、とうとう

アキレスの踵」という言葉をご存知だろうか。これはアキレスという英雄の話に由来する。アキレスはギリシャ神話に登場する英雄です。神話は、はるか昔からあるとても古い物語です。人々は、自然や歴史的な事柄について他の人に伝えるために神話を使いました。今日、西洋の世界では、このような神話に登場する言葉やフレーズ、考え方を耳にしたり、見つけたりすることが多いでしょう。
アキレスが生まれたとき、母親のテティスは神から “あなたの息子は若くして死ぬ “というメッセージを受け取った。
そこで彼女は、三途の川という特別な川に向かった。その川は、生者の国と死者の国を隔てていた。テティスは思った。
この川には魔力があると聞いた。この川に入れば、水はどんなものからも守ってくれる “と。
テティスは赤ん坊のアキレスを足のかかとで抱きかかえた。彼女は赤ん坊を川に入れると、すぐに連れ出した。テティスは思った、
“これで息子は安全だ”
しかし、ひとつ問題があった。川の水は赤ん坊の全身には触れなかったのだ。テティスがアキレスのかかとを押さえていたからだ。
アキレスは成長し、とても強い男になった。多くの戦いに勝利した。三途の川の水が彼を守ってくれたからだ。
彼はトロイア戦争で最も有名な英雄の一人だった。トロイ戦争は、ギリシア人とトロイと呼ばれる都市の人々との間の戦争だった。ギリシャ王の妻ヘレンのために、彼らは戦っていた。
ヘレンはトロイの王子に連れ去られた。
アキレスはギリシャ側で戦った。トロイ側にはアポロという神がいた。
アポロは太陽、音楽、弓術など多くのものを司る神だった。
彼はトロイアの勝利を望んでいた。しかし、アキレスが強すぎた。アポロの味方は負けてしまう。アポロンはアキレウスに腹を立て、こう言った、
“アキレスは死ね!”と
そこでアポロンは、ある者を助けてアキレウスに毒矢を射た。
アキレスは「痛い!でも、矢で殺されるわけにはいかない”。
しかし、矢はアキレスの唯一の弱点であるかかとに命中した。水は彼をよく守ってくれたが、結局、彼は母親に言われたとおり若くして死んだ。
そこがアキレス腱だよ」と言われたら、そこが弱点だということだ。

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