ラジオ英会話 25/1/8(水)L183 名詞十節(同格節)-2
同格節(Appositive Clause)を英語で説明
同格節とは、名詞や代名詞をさらに説明するために用いられる節のことです。先行する名詞と全く同じ意味を持つ、または、その内容を具体的に説明する働きをします。
基本的な構造
名詞 + that + 節
The fact that he passed the exam made his parents happy.
(彼が試験に合格したという事実は、彼の両親を幸せにした。)
名詞 + 疑問詞 + 節
The question how to solve this problem is difficult.
(この問題をどう解決するかという問題は難しい。)
同格節の働き
先行する名詞の内容を具体的に説明する:
The idea that we should travel together is exciting.
(一緒に旅行しようという考えはワクワクする。)
先行する名詞を言い換える:
His dream, to become a doctor, came true.
(医者になるという彼の夢は叶った。)
例文
that節:
The news that he won the prize surprised everyone. (彼が賞を取ったというニュースは皆を驚かせた。)
I like the idea that we can work together. (一緒に仕事ができるという考えが好きだ。)
疑問詞節:
I don’t know how to solve this problem. (この問題をどう解決すればいいのかわからない。)
The question why he left is still a mystery. (なぜ彼が去ったのかという疑問はまだ謎だ。)
その他
同格のthatは省略されることがある:
I heard the news he won the prize. (私は彼が賞を取ったというニュースを聞いた。)
関係代名詞whatを使うこともできる:
That’s what I want. (それが私が欲しいものだ。)
まとめ
同格節は、文に深みを与え、より詳細な情報を伝えるために有効な手段です。様々なパターンを練習して、自然に使えるようにしましょう。
ポイント:
同格節は、先行する名詞を説明する副詞節ではありません。
同格節内の主語は、先行する名詞と同一人物・同一事物を指します。
練習問題
以下の文の空欄に適切な語句を入れて、同格節を完成させてみましょう。
I don’t know ______. (彼はなぜ遅刻したのか)
The fact ______ made me happy. (彼女は笑顔だった)
His dream, ______, came true. (医者になる)
解答例:
why he was late
that she was smiling
to become a doctor