ブログ記事からの抜粋
Enjoy Simple English 26/1/16(金)Sansho-dayu – Episode 2 The Suffering『山椒大夫」第2話「苦難の日々」
traveler /ˈtrævələr/ 旅人
separate /ˈsepərət/ 別々の
head (headed) /hed/ 向かう
along the way /əˈlɔːŋ ðə weɪ/ 途中で
servant /ˈsɜːrvənt/ 使用人
throw oneself into /θroʊ wʌnˈself ˈɪntuː/ 身を投げる
kill oneself /kɪl wʌnˈself/ 自殺する
boat owner /boʊt ˈoʊnər/ 船主
sell /sel/ 売る
arrive /əˈraɪv/ 到着する
present-day /ˈpreznt deɪ/ 現在の
prefecture /ˈpriːfektʃər/ 県
have power /hæv ˈpaʊər/ 権力を持つ
terrible /ˈterəbl/ 恐ろしい
shocked /ʃɑːkt/ ショックを受けた
beard /bɪrd/ あごひげ
scary /ˈskerɪ/ 怖い
evil /ˈiːvl/ 邪悪な
be separated /ˈsepəreɪtɪd/ 引き離される
cry /kraɪ/ 泣く
pass (time passes) /pæs/ (時間が)過ぎる
escape /ɪˈskeɪp/ 逃げる
run away /rʌn əˈweɪ/ 逃亡する
by yourself /baɪ jərˈself/ 一人で
conversation /ˌkɑːnvərˈseɪʃn/ 会話
forehead /ˈfɔːrhed/ 額
red-hot /ˌred ˈhɑːt/ 真っ赤に熱した
iron bar /ˈaɪərn bɑːr/ 鉄の棒
scream /skriːm/ 悲鳴
echo /ˈekoʊ/ 反響する
frozen /ˈfroʊzn/ 凍った
fear /fɪr/ 恐怖
pain /peɪn/ 痛み
quietly /ˈkwaɪətli/ 静かに
Buddhist statue /ˈbuːdɪst ˈstætʃuː/ 仏像
kimono /kɪˈmoʊnoʊ/ 着物
pray /preɪ/ 祈る
slowly /ˈsloʊli/ 徐々に
dream /driːm/ 夢
mark /mɑːrk/ 痕跡
instead /ɪnˈsted/ その代わりに
4人の旅人は、別々の2隻の船に乗り、異なる方向へ向かっていた。
1隻は佐渡島へ向かって北へ進んでいた。その途中で、使用人の女は海へ身を投げた。
2人の子どもの母親も自殺しようとしたが、船主がそれを止めた。彼は彼女を佐渡で売るつもりだった。
子どもたちの乗った船は、現在の京都府にあたる丹後に到着した。
この地域では、山椒大夫と呼ばれる裕福な男が権力を持っていた。彼は人々を買い、自分のために働かせていた。安寿と厨子王は、この恐ろしい男に売られた。
安寿と厨子王が初めて山椒大夫に会ったとき、あまりの衝撃で何も言えなかった。
60歳の男の顔は真っ赤で、白髪とひげがあり、恐ろしい怪物のように見えた。
邪悪な男は言った。
「娘は海辺で働け。息子は山で働け。」
姉と弟は昼の仕事中は引き離されていたが、小さな部屋で一緒に暮らすことはできた。
2人は毎晩、父と母のことを思って泣いた。
10日が過ぎ、安寿と厨子王は逃げる方法を考え始めた。
厨子王は言った。「一緒に逃げよう。」
安寿は首を縦に振らなかった。
「あなたは一人で行きなさい。私はここに残る。」
「でも姉さん、一人ではできないよ。」
「あなたは賢い子よ。できるわ。まず九州へ行って父を探しなさい。それから、母を探す手助けをしてもらうのよ。」
山椒大夫の息子が、その会話を聞いていた。
逃げようとした人々は、いつも真っ赤に熱した鉄の棒で額を焼かれていた。
息子は安寿と厨子王を父の大きな家へ連れて行った。
山椒大夫は鉄の棒を火で熱した。
安寿の悲鳴が山々に響いた。続いて厨子王の悲鳴が上がった。
姉と弟は凍った地面に投げ出された。
2人は恐怖と痛みでいっぱいになりながら部屋へ戻った。
厨子王は静かに言った。
「安寿、仏像を出して。」
安寿は着物の中から仏像を取り出し、2人で祈った。
すると、痛みはゆっくりと消えていった。
やがて2人は目を覚ました。
2人は同じ夢を見て眠っていたのだった。
今、互いの顔を見つめ合った。
額の焼き印は消えていた。
その代わりに、仏像の顔に焼け跡が見つかった。