ラジオビジネス英語 25/6/6(金)L2P1 Neil McInnesニール・マッキネス
ラジオビジネス英語へようこそ 講師の柴田真一です。
And I’m Jenny Silver. Welcome to business English for Global Competence.
この講座で世界で通用する英語表現を学び、ビジネスを前に進めるスキルを身につけましょう。
Yes. Let’s learn how to communicate effectively in business.
毎週金曜日は、各界で活躍するプロフェッショナルのインタビューを取り上げます。 関連語句を覚えながら英語力をアップさせ、様々な話題に対応できる教養を身につけていきましょう。
Here we go. Interview 2. Neil McInnes Part 1
今月来月のゲストは、ニール・マッキネスさんです。
–
significant /sɪɡˈnɪf.ɪ.kənt/ 重要な、著しい
inbound tourism /ˈɪn.baʊnd ˈtʊə.rɪ.zəm/ 訪日観光、外国人旅行者による観光
hospitality industry /ˌhɒs.pɪˈtæl.ə.ti ˈɪn.də.stri/ 宿泊・観光業界
audience /ˈɔː.di.əns/ 視聴者、聴衆
countryside /ˈkʌn.tri.saɪd/ 田舎、地方
general manager /ˈdʒen.rəl ˈmæn.ɪ.dʒər/ 総支配人
luxurious /lʌɡˈʒʊə.ri.əs/ 豪華な、贅沢な
throughout /θruːˈaʊt/ ~の至る所に、~を通じて
artwork /ˈɑːt.wɜːk/ 芸術作品
displayed /dɪˈspleɪd/ 展示された
local area /ˈləʊ.kəl ˈeə.ri.ə/ 地元地域
guest bedroom /ɡest ˈbed.ruːm/ 客室
public areas /ˈpʌb.lɪk ˈeə.ri.əz/ パブリックスペース
oasis /əʊˈeɪ.sɪs/ オアシス、癒しの場
atmosphere /ˈæt.mə.sfɪər/ 雰囲気
glide /ɡlaɪd/ 滑るように進む
stay afloat /steɪ əˈfləʊt/ 浮かんでいる、維持している
brilliant /ˈbrɪl.jənt/ 素晴らしい
soul /səʊl/ 魂、精神
offering /ˈɒf.ər.ɪŋ/ 提供内容
authenticity /ˌɔː.θenˈtɪs.ə.ti/ 本物らしさ、真正さ
vast /vɑːst/ 膨大な、広大な
team member /tiːm ˈmem.bər/ チームメンバー
internationally minded /ˌɪn.təˈnæʃ.ən.əl.i ˈmaɪn.dɪd/ 国際的な考えを持った
柴田:
近年、日本ではインバウンド観光が大きく増加しています。本日のゲストは、ホスピタリティ業界のリーダーであるニール・マッキネスさんです。ご出演ありがとうございます。
マッキネス:
ありがとうございます。
柴田:
まずは視聴者の皆さんに自己紹介をお願いできますか?
マッキネス:
はい。私はニール・マッキネスです。スコットランドのグラスゴー出身です。グラスゴーはスコットランドで最も大きな都市のひとつです。私は田舎のムーディーズバーンという小さな町で育ちました。日本には15年ほど住んでいます。現在はコンラッド東京の総支配人を務めています。
コンラッド東京は、東京を代表する高級ホテルのひとつで、291室の客室、スパ、フィットネス、4つのレストラン、1つのバーがあります。会議や結婚式などにも対応できる充実した施設を備えています。そして、ホテル全体に日本らしい要素を取り入れた、贅沢な空間を提供しています。館内のいたるところに著名な日本人アーティストの作品が展示されていて、日本の雰囲気を感じることができます。
また、ホテルは浜離宮恩賜庭園の近くにあり、客室やパブリックスペースの窓からその美しい景色を眺めることができます。まさに“空にあるオアシス”のような雰囲気です。
柴田:
“空のオアシス”とは、このホテルの雰囲気を完璧に表していますね。
マッキネス:
私はよく、ホテルというのは湖の上を優雅に滑っている白鳥のようだと例えます。外から見ると完璧に滑るように動いていて、みんながそれを見て感心するけど、実際には水面下で足をバタバタさせて浮かんでいる状態なんです。それがホテルの忙しさなんですよ。
私たちのホテルでは400人以上のチームメンバーが働いています。よく、外国人のスタッフが多いのかと聞かれますが、実際には約90%が日本人です。それは素晴らしいことだと思います。なぜなら、私たちが提供するものの“魂”が日本らしいままで保たれているからです。
もちろん、私たちは国際的な会社なので、国際的な考えも大切にしていますが、同時に日本のおもてなしを国内外のお客様に提供することも重視しています。このホテルの“本物らしさ”はとても大切であり、日本人スタッフが多いことでそれを実現できているのです。