ブログ記事より抜粋
Enjoy Simple English 25/10/7(火) The Drunk Sake Salesmen 花見酒
Hanami /ˈhɑːnəmi/ 花見(日本の桜を見る行事)
season /ˈsiːzən/ 季節
picnic /ˈpɪknɪk/ ピクニック
cherry tree /ˈtʃeri triː/ 桜の木
see /siː/ 見る、出会う
old friend /oʊld frɛnd/ 旧友
go up to /ɡoʊ ʌp tuː/ ~に近づく、話しかける
free /friː/ 暇な、自由な
this afternoon /ðɪs ˌæftərˈnuːn/ 今日の午後
have a picnic /hæv ə ˈpɪknɪk/ ピクニックをする
better idea /ˈbɛtər aɪˈdiːə/ より良い考え
sell /sɛl/ 売る
sake /ˈsɑːkeɪ/ 日本酒
restaurant /ˈrɛst(ə)rɒnt/ レストラン
rich /rɪtʃ/ 金持ちの、裕福な
money /ˈmʌni/ お金
ask … to /æsk tuː/ ~に…を頼む
owner /ˈoʊnər/ 店主、所有者
plan /plæn/ 計画
pay back /peɪ bæk/ 返済する
get rich /ɡɛt rɪtʃ/ 金持ちになる
genius /ˈdʒiːniəs/ 天才
barrel /ˈbærəl/ 樽
cup /kʌp/ カップ、一杯分
wooden pole /ˈwʊdən poʊl/ 木の棒、担ぎ棒
shoulder /ˈʃoʊldər/ 肩
smell /smɛl/ 匂う、香りがする
taste /teɪst/ 味わう、味
customer /ˈkʌstəmər/ 客、顧客
continue /kənˈtɪnjuː/ 続ける
after a while /ˈæftər ə waɪl/ しばらくして
stop /stɒp/ 止まる
hard work /hɑːrd wɜːrk/ 重労働、きつい仕事
energy /ˈɛnərdʒi/ エネルギー、活力
coin /kɔɪn/ 硬貨
arrive at /əˈraɪv æt/ ~に到着する
finally /ˈfaɪnəli/ ついに、とうとう
customer /ˈkʌstəmər/ 客、お客さん
be out of /biː aʊt əv/ ~を切らしている
count the money /kaʊnt ðə ˈmʌni/ お金を数える
wallet /ˈwɒlɪt/ 財布
remember /rɪˈmɛmbər/ 覚えている
enjoy /ɪnˈdʒɔɪ/ 楽しむ
for just /fɔː dʒʌst/ たった~で
really are /ˈrɪəli ɑːr/ 本当に~だ
花見の季節で、多くの人々が桜の木の下でピクニックを楽しんでいます。
ある男が公園の近くで昔の友人を見かけ、話しかけに行きました。
「やあ、ゴロウ。今日の午後は暇?」
「うん。ピクニックに行きたいの?」
「いや、それよりいい考えがある。この公園で酒を売ろう。レストランがないから、きっとみんな買うよ。」
「それはいい考えだ。金持ちになれるかも。でも酒を買うお金はあるの?」
「いや、30円しかない。でも家の近くの酒屋の主人に頼んで、酒を分けてもらえるかも。計画を話して、金持ちになったら払えばいい。」
「なるほど、お前は天才だな。」
タカとゴロウは酒屋へ行きました。店主はその考えを気に入り、酒樽を一つ渡してくれました。
「さあ、公園へ行こう。1杯30円で売ろう。」
「わかった。」
二人は酒樽を木の棒にくくりつけて肩に担ぎ、公園へ向かいました。
「うーん、いい香りだな。味見してみよう。お客さんに出せる味か確かめたい。1杯分の30円を払うよ。」
「いいよ。」
タカはゴロウに30円を渡しました。
「うまい! 香りも味も最高だ。お客さんも気に入るぞ。」
「俺も飲んでみたい。30円払うよ。うまいな、こりゃ最高だ。」
酒を飲んだあと、彼らは再び歩き出しました。
しばらくして、また止まりました。
「酒を運ぶのは大変だ。少し飲もう。元気が出る。」
「俺も飲むよ。ほら、お金。」
二人は歩きながら、何度も立ち止まって酒を飲みました。
そのたびに、同じ3枚の10円玉でお互いに支払いをしました。
やがて公園に到着しました。
「やっと着いた。お、客さんだ。」
「こんにちは。酒を1杯ください。」
「はい、少々お待ちを……あれ? 酒がもうない!」
「えっ? ついたばかりじゃないか。信じられない。」
「すみません。もう酒がありません。じゃあ、儲けを数えてみよう。」
タカが財布を開くと、10円玉が3枚しかありませんでした。
「おかしいな。なんで30円しかないんだ? 俺たち払ったよな?」
「そうだよ。でもお互いに同じ3枚で払い合ってたんだよ。覚えてる?」
「ああ、そうか。つまり、たった30円で全部の酒を楽しんだってことか!」
「タカ、お前はやっぱり天才だ!」