Enjoy Simple English 25/6/17(火) Summer Solstice 夏といえば
It’s time for enjoy simple English! 森崎ウィです。毎週火曜日はオリジナルのショートストーリーをお届けします。
今日は昨日引き続き、夏至の話です。 同じ大学に通う大和とエミ、そして留学生のテレサ。3人ともそれぞれ下子の日の習慣が違うようです。
夏至は英語で、 summer solstice や midsummer day と言ったりもします。他に octopus タコ、 wreath 花輪。日本語でもリースと言いますね。 では、早速聴いてみましょう。
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class /klæs/ 授業
for today /fɔːr təˈdeɪ/ 今日のための
can’t (cannot) /kænt/ ~できない
leave /liːv/ 去る、出発する
yet /jet/ まだ(〜ない)
dance club /dæns klʌb/ ダンス部
practice /ˈpræktɪs/ 練習
exchange student /ɪksˈtʃeɪndʒ ˈstuːdənt/ 交換留学生
from Poland /frəm ˈpoʊlənd/ ポーランド出身の
meet /miːt/ 会う、紹介する
takoyaki party /ˌtɑːkoʊˈjɑːki ˈpɑːrti/ たこ焼きパーティー
want you to ~ /wɑːnt juː tuː/ あなたに〜してほしい
specialty /ˈspeʃəlti/ 名物、特産
hometown /ˈhoʊmtaʊn/ 故郷、出身地
must be /mʌst biː/ 〜に違いない
midsummer day /ˈmɪdsʌmər deɪ/ 夏至(6月21日頃)
the longest day /ðə ˈlɔːŋɡəst deɪ/ 一年で最も長い日
eat octopus /iːt ˈɒktəpəs/ タコを食べる
pray /preɪ/ 祈る
roots /ruːts/ 根
rice plant /raɪs plænt/ 稲
spread out /spred aʊt/ 広がる
like /laɪk/ のように
legs /leɡz/ 足(複数形)
strong /strɔːŋ/ 強い
lie /laɪ/ 嘘をつく
togan (winter melon) /ˈtuːɡɑːn/(日本語) 冬瓜
more than /mɔːr ðæn/ ~以上
vitamin C /ˈvaɪtəmɪn siː/ ビタミンC
perfect for /ˈpɜːrfɪkt fɔːr/ ~にぴったり
lying /ˈlaɪɪŋ/ 嘘をついている
months later /mʌnθs ˈleɪtər/ 数ヶ月後
all the time /ɔːl ðə taɪm/ いつも
calm down /kɑːm daʊn/ 落ち着いて
make a wreath /meɪk ə riːθ/ 花輪を作る
wreaths /riːθs/ 花輪(複数形)
herbs /ɜːrbz/ ハーブ(アメリカ英語では /ɜːrbz/)
put ~ in the river /pʊt ɪn ðə ˈrɪvər/ 川に〜を入れる
go down /ɡoʊ daʊn/ 下っていく
wait /weɪt/ 待つ
jump into /dʒʌmp ˈɪntuː/ ~に飛び込む
take back /teɪk bæk/ 持ち帰る
become a couple /bɪˈkʌm ə ˈkʌpl/ カップルになる
romantic /roʊˈmæntɪk/ ロマンチックな
tell the difference /tel ðə ˈdɪfərəns/ 見分ける
handmade /ˈhændmeɪd/ 手作りの
unique /juːˈniːk/ ユニークな、唯一の
possibly /ˈpɑːsəbli/ あり得る
later /ˈleɪtər/ あとで、のちほど
sound /saʊnd/ ~のように聞こえる
coming /ˈkʌmɪŋ/ 来る予定の
of course not /əv ˈkɔːrs nɑːt/ もちろん違うよ
we will be there /wi wɪl biː ðɛr/ 私たちは行くつもり
catch /kætʃ/ つかまえる
everybody knows /ˈevribədi noʊz/ 誰もが知っている
perfect couple /ˈpɜːrfɪkt ˈkʌpl/ 理想のカップル
wait for /weɪt fɔːr/ ~を待つ
can’t wait to ~ /kænt weɪt tuː/ ~が待ちきれない
bye /baɪ/ さようなら
🇯🇵 全文の日本語訳
エミ、今日はこれが最後の授業だった?
うん。でもまだ帰れないの。ダンス部の練習があるの。
あ、こんにちは! あなた、ポーランドからの交換留学生だよね?
ヤマト、こちらはテレサ。テレサ、こちらがヤマトよ。
こんにちは、ヤマト。
私の家でたこ焼きパーティーをするから、来てほしいの。つまり、テレサ、あなたもね。たこ焼きは私の故郷の名物なの。
あなた、大阪出身でしょ?
そうだよ。でもどうして今日たこ焼きパーティーをするの?
今日は夏至の日なの。
「夏至」って単語をちょうど覚えたところ。一年で一番日が長い日だよね?
そうだよ。日本では夏至の頃にタコを食べるんだ。
えっ?面白いわね。どうしてタコなの?
稲の根がタコの足みたいに広がって強くなるようにって祈るためって言う人もいるよ。
ヤマト、テレサにウソついちゃだめよ。
ウソじゃないって!
テレサ、日本ではね、夏至の日に冬瓜(とうがん)を食べるの。
そうなんだ。冬瓜って90%以上が水分で、ビタミンCもたっぷりだもんね。
暑い日本の夏にはぴったりね。
エミ、ウソでしょ。そんな話初めて聞いた。夏至に冬瓜なんて食べないよ。タコを食べるんだよ。
いやいや、冬瓜でしょ。
冬瓜だよね?でも夏に「冬」瓜を食べるなんて変じゃない?
「冬瓜」っていうのは、冬まで保存して食べられるからその名前なの。それに、大阪の人はたこ焼きなら年中食べてるでしょ、夏至だけじゃなくて。
まあ、それはそうなんだけど、夏至は特別なんだよ。
まあまあ、落ち着いて。ポーランドではね、私たち花とハーブで花輪を作るの。
素敵ね。
それでね、女の子たちが花輪を川に流すの。男の子たちは川辺で待ってて、ある男の子が花輪を取って、作った女の子のところに持っていくの。お互いに気が合えば、カップルになるの。
わあ、それってロマンチック!
でもさ、花輪ってみんな同じように見えるよね。どうやって誰が作ったか分かるの?
全部手作りだから、一つ一つ違うのよ。
うーん、私には見分けられないかも。あっ、そうだ! たこ焼きが乗ってれば、「あ、これは私のだ!」ってすぐ分かる!
花輪にたこ焼き? えぇ…誰もそんなの作らないわよ、ヤマト。
なんで? ユニークでしょ?
行きましょ、テレサ。
あっ、待って! パーティーは?来てくれるの?
もちろん行かないよ。僕はね。
私たちは行くわ。
テレサ?
私がエミの花輪を作るわ。ヤマト、ちゃんとキャッチしてね!
えっ?みんな知ってるよ、君たちお互い好きじゃん。お似合いのカップルだよ。
わかったよ。待ってるよ。たこ焼き食べるの楽しみだな〜。
じゃあね!
テレサ〜!