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Enjoy Simple English 25/9/18(木)My Colleague Looks Down on Me… 同僚に見下されたくない


ブログ記事より抜粋
Enjoy Simple English 25/9/18(木)My Colleague Looks Down on Me… 同僚に見下されたくない
welcome ˈwɛlkəm ようこそ、歓迎する
answers ˈænsərz 答え、回答
philosopher fəˈlɑːsəfər 哲学者
host hoʊst 司会者、ホスト
program ˈproʊɡræm 番組、計画
colleague ˈkɑːliːɡ 同僚
make fun of meɪk fʌn əv ~をからかう、馬鹿にする
whenever wɛnˈɛvər ~する時はいつでも
look down on lʊk daʊn ɑːn ~を見下す
stressful ˈstrɛsfəl ストレスの多い
psychologist saɪˈkɑːlədʒɪst 心理学者
psychology saɪˈkɑːlədʒi 心理学
philosophy fəˈlɑːsəfi 哲学
understand ˌʌndərˈstænd 理解する
beginning to bɪˈɡɪnɪŋ tuː ~し始める
separation of tasks ˌsɛpəˈreɪʃən əv tæsks 課題の分離
task tæsk 課題、仕事
whose task huːz tæsk 誰の課題か
control kənˈtroʊl 制御する、支配する
responsible for rɪˈspɑːnsəbl fɔːr ~に責任がある
dress code drɛs koʊd 服装規定
client ˈklaɪənt 顧客
shorts ʃɔːrts 短パン
angrily ˈæŋɡrəli 怒って
decide dɪˈsaɪd 決める
remember rɪˈmɛmbər 覚えている
manage one’s anger ˈmænɪdʒ wʌnz ˈæŋɡər 怒りを抑える
say what they think seɪ wʌt ðeɪ θɪŋk 思ったことを言う
responsibility rɪˌspɑːnsəˈbɪləti 責任
calmly ˈkɑːmli 冷静に
draw a line drɔː ə laɪn 線を引く、区別する
stay out of steɪ aʊt əv ~に関与しない
relationship troubles rɪˈleɪʃənʃɪp ˈtrʌbəlz 人間関係のトラブル
care about kɛr əˈbaʊt ~を気にする
cannot control ˈkænɑːt kənˈtroʊl 制御できない
take on teɪk ɑːn 引き受ける
lighten your load ˈlaɪtn jʊr loʊd 負担を軽くする

「哲学者からの答え」へようこそ。私はこの番組の司会、トムです。
私は小林翔平です。哲学に関することなら何でも大好きです。
今日はタカシさんからのメッセージがあります。
「私は悩みがあります。ある同僚が、私を見るたびに私をからかうのです。頻繁に会うわけではありませんが、会うと必ず『そんなことも知らなかったの?みんな知ってるよ』と言ってきます。彼はいつも私を見下しているようで、本当に嫌です。私はどうすればいいでしょうか?」
タカシさん、気持ちはわかります。それはストレスになりますよね。
あなたにぴったりの人物は、オーストリアの心理学者アルフレッド・アドラーです。心理学と哲学は似た学問で、どちらも人をよりよく理解する助けになります。
なるほど、わかってきました。では、アドラーはこの問題をどう見ているのですか?
彼の偉大な考えのひとつに「課題の分離」と呼ばれるものがあります。
えっ?
彼は「それは誰の課題か?」という問いが重要だと言いました。これは、自分がコントロールできることと、自分の責任ではないことを理解する助けになります。
例を挙げましょう。
例えば、トム、あなたが勤務する会社には服装規定がないとします。ある日、顧客との打ち合わせもないので、あなたはゴルフ用の短パンを履いて出勤しました。すると上司が怒って、「会社にそんな服装で来るべきではない」と言いました。さて問題です。ゴルフ用の短パンを履いて出勤するかどうかを決めるのは誰の課題でしょう?
それは私の課題です。
その通り。何を着るかはあなたが決めることです。上司は会社に服装規定がないことを思い出すべきです。上司の課題は、自分の怒りをコントロールし、あなたに意見を押し付けないことです。
でも、人はよく自分の思ったことを口にしますよね。
そうです。そしてアドラーは、それこそが問題だと言います。
人は、自分の責任でないことをコントロールしようとするのです。大事なのは冷静に考え、それぞれの課題を理解することです。自分の課題と他人の課題の間に線を引くのです。
だから「課題の分離」と呼ばれるのです。
そうですね。もし私たち全員が互いの課題に干渉しなければ、人間関係の悩みのほとんどは解決できます。誰の課題かを理解すれば、自分の課題だけに集中すればよいのです。
なるほど。ではタカシさんの問題も課題を分けて考えられますか?
もちろんです。同僚がタカシさんについてどう思うかは同僚の課題です。そして、その意見に対してタカシさんがどう感じるかはタカシさん自身の課題です。
わかりました。彼は同僚の言うことを気にする必要はないのですね。他人が自分をどう思うかはコントロールできません。
その通りです。
タカシさん、答えが見つかりましたね。課題を分離して、自分の課題とそうでないものを区別してください。
他人の問題を背負い込まないようにしましょう。負担を軽くしてください。
それではまた来週。さようなら。

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