サイモンのイキれる英語教室: 「It」と「That」をこう使い分ける
@simonikireruenglish
ネイティブは「It」と「That」をこう使い分ける!日本人が知らない英語の感覚を解説するゾ!【英会話のコツ】
「It」と「That」はどちらも日本語では「それ」と訳されますが、ネイティブスピーカーは異なる感覚で使い分けています。単なる「物(It)=話(That)」という暗記ではなく、「今、何を『それ』として捉えているか」という意識のポイントが解説されています。
パートごとの解説
1). 物を指すときの違い
that
指差しのように、相手の注意を対象に向ける感覚
It
すでに2人の間で何の話をしているか共有されている状態のものを、そのまま受ける感覚
2). 話や出来事を指すときの違い
目に見える物だけでなく、相手の発言や出来事(話全体)に対しても、Thatを使って「ほら、それ(について)」と注意を向けてリアクションができる
例:昇進したという報告に対して「It’s great」より「That’s great」の方が自然な理由がここにある [
3). ニュアンスの応用
同じ対象について話していても、話している「もの」をそのまま好きと言う場合は「I love it」、相手が言った「事柄(ポイント)」を取り上げて「それいいね」と言う場合は「I love that」のように、何に焦点を当てるかで使い分けが変わる [
-ThatとItの違いと使い分け
指し示す that と受けるit の違いを教えてください
英語の 「指示の that」 と 「代名詞の it」 は、どちらも前に出てきた情報を指すことができますが、役割(指し示し方)と意識の向きが異なります。
結論から言うと、that は「スポットライトを当てる(指さす)」、it は「会話の背景にある(すでに関心が共有されている)」 という違いがあります。
1. 主な違いのまとめ
項目 that(指し示す) it(受け止める)
イメージ 指をさして「それ!」「あれ!」と目立たせる すでに目の前にあるものを「それ」と自然に受ける
情報の強調 強い(新しく注目させたい情報) 弱い(すでに話題に上っていて当然知っている情報)
指せる範囲 単語、フレーズ、前言全体・文脈 主に特定の名詞(単語)
感情・心理的距離 距離感がある / 驚きや同意を表現 フラット / 中立的
2. 具体的な使い分けの例
① 文全体や発言内容を受ける場合
相手の発言や、直前の状況全体を受けるときは that がよく使われます。
A: I passed the exam!(試験に受かったよ!)
B: That’s great!(それはすごいね!)
💡「試験に受かったこと(文全体)」にスポットライトを当てて「それは!」と反応しています。ここでは It’s great! と言うこともできますが、That の方が相手の発言に対するリアクションとして自然です。
② 特定の名詞(モノ)を受ける場合
一度話題に出た特定のモノを繰り返し指す場合は it を使います。
A: Where is my pen?(私のペンはどこ?)
B: It is on the desk.(それなら机の上にあるよ。)
💡 すでに「my pen」という具体的なモノに意識が向いているため、自然に it で受けます。ここで That is on the desk. と言うと、「(遠くを指さして)あそこにあるアレだよ」とわざわざ指ししめすニュアンスになります。
3. ニュアンスの比較で覚える
同じ文脈でも、that と it で少しニュアンスが変わります。
例1:相手の意見を聞いた時
I know it.((その事実を)知ってるよ / 分かってるよ)
→ すでに自分の頭の中にある知識・情報として自然に受け止めている。
I know that.((君が今言った)それは知ってるよ!)
→ 相手が今言った「その内容」を強く指して強調している(状況によっては「そんなの知ってるよ」と少し強気に聞こえることもあります)。
例2:プレゼンや説明で
Let’s talk about it.(それについて話しましょう)
→ 以前から決まっていた話題や、前々から共有されているテーマについて話す感じ。
Let’s talk about that.(今言ったそれについて話しましょう)
→ 直前で出た新しいポイントや特定の話題を「まさにそれ!」と取り上げて話す感じ。
💡 まとめ
that = 指を差して 「(今言った/起きた)それ!」 と新しくスポットライトを当てる
it = 話題に上っているものを 「それね」 とスムーズに受け止める
会話の中で「相手の発言にリアクションする」「文全体を受ける」ときは that、「既に出てきたモノを繰り返し言う」ときは it を使うと覚えておくとスムーズです!
–さらに例文
that と it の違いをより深く理解できるように、日常会話・ビジネス・感情の表現など、さまざまなシチュエーションごとの例文をまとめて解説
基本のイメージをもう一度おさらいしておきましょう。
👈 that:「指をさす」イメージ(新しく注目させたい、相手の発言や出来事全体を指す)
🤲 it:「手で包み込む」イメージ(すでに話題にあがっていて、共通認識になっているものを自然に受ける)
1. 相手の発言・提案に対するリアクション
相手が言ったことに対して「それ、いいね!」「それは本当?」と返すときは、相手の発言そのものを指す that を使うのが最も自然です。
例文
A: I’m thinking of starting a podcast.(ポッドキャストを始めようかと思ってて。)
B: That sounds fun!(それ面白そう!)
💡「ポッドキャストを始めること」という相手の発言全体を指して「それは!」とリアクションしています。
A: He quit his job yesterday.(彼、昨日仕事辞めたんだって。)
B: Is that true?(それ本当?)
💡「彼が仕事を辞めたという事実」にスポットライトを当てて尋ねています。
A: Why don’t we take a short break?(少し休憩しませんか?)
B: That’s a good idea.(それはいい考えですね。)
💡 相手の提案(文脈全体)を指して受けています。
2. 具体的な「モノ(名詞)」を受けるとき
直前で出た特定のモノ(名詞)を指す場合、会話の話題としてすでに共有されているので it を使います。
例文
A: Have you seen my keys?(私の鍵見なかった?)
B: Yeah, it’s on the kitchen counter.(うん、それならキッチンのカウンターの上にあるよ。)
💡 「my keys(鍵)」という特定のモノを自然に受けています。
I bought a new book yesterday. It was very interesting.
(昨日新しい本を買ったんだ。それすごく面白かったよ。)
💡 前の文の「a new book」を指しているので it です。
3. 「that」と「it」で意味・ニュアンスが変わる比較例文
同じような場面でも、that と it のどちらを使うかで相手に伝わるニュアンスが異なります。
比較①:映画やレストランの感想
It was good.((映画や理料が)美味しかったよ / 良かったよ。)
💡 フラットにその体験やモノ自体の感想を述べています。
That was good!((食べ終わった直後や観終わった直後に)あ〜美味しかった! / 最高だった!)
💡 「たった今終わったその体験」に強くスポットライトを当てて感嘆するニュアンスになります。
比較②:相手から何かを聞かれたとき
A: Do you know where the station is?(駅がどこか知ってる?)
B: Yes, I know it.(うん、(その場所を)知ってるよ。)
💡 話題になっている「駅の場所」を当たり前に知っている感じ。
B: Yes, I know that.(うん、(君が今言った)そのことは知ってるよ。)
💡 相手の「発言内容」を指すため、状況によっては「そんなこと言われなくても分かってるよ」と少し強く聞こえることがあります。
比較③:忘れ物・落とし物を見つけたとき
Is this your jacket?(これ君の上着?)
— Oh, that’s mine!(あ、それ私のだ!)
💡 相手が持っている/指している服を見て「まさにそれ!」と指し示しています。
逆に、引き出しを開けて「探していた服を見つけた」ような場合は “It’s here!”(ここにあった!) のように it を使います。
4. 状況や出来事(コト)を指すパターン
that を使う場合(出来事全体や状況)
Stop that!(それやめなさい!)
💡 相手が今やっている「行動・振る舞い」全体を指して注意しています。
That’s why I came here.(だからの(=そういう理由で)ここに来たんだ。)
💡 直前で説明した「理由や経緯全体」を that で受けています。
📊 迷ったときのクイックチェックシート
伝えたいこと 使う単語 例文
相手の話にリアクションしたい that That’s awesome!(それ最高だね!)
直前に出た特定のモノを繰り返し言う it I found the bag. It was under the table.
相手が言った**こと(文全体)**を受けたい that I didn’t know that.(そのことは知らなかった。)
時間・天気・場所などの状況を言いたい it It is getting cold.(寒くなってきた。)
会話の中で迷ったら、「目の前のモノや話題をスムーズに受けるなら it」「相手の言葉や出来事に『それっ!』と反応するなら that」 と思い出すと使い分けやすくなります!
投稿者プロフィール
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英語の文字起こしをしています。間違い等がありましたら、教えてください!
最近古文書の勉強もしています。英語も日本語も難しいですね。
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