ブログから抜粋
Enjoy Simple English 26/5/29(金)The Love Suicide at Sonezaki Part 4曾根崎心中4
単語 発音記号 意味
make up one’s mind /meɪk ʌp wʌnz maɪnd/ 決心する
kimono /kɪˈmoʊnoʊ/ 着物
darkness /ˈdɑːrknəs/ 暗闇
strangely /ˈstreɪndʒli/ 不思議なことに
toward /təˈwɔːrd/ ~に向かって
bell /bel/ 鐘
rooster /ˈruːstər/ おんどり
break of dawn /breɪk əv dɔːn/ 夜明け
fate /feɪt/ 運命
unlucky /ʌnˈlʌki/ 不運な
prayer /prer/ 祈り
lotus flower /ˈloʊtəs ˈflaʊər/ 蓮の花
destination /ˌdestɪˈneɪʃən/ 目的地
woods /wʊdz/ 森
root /ruːt/ 根
obi sash /ˈoʊbi sæʃ/ 帯
razor /ˈreɪzər/ かみそり
sleeve /sliːv/ 袖
blade /bleɪd/ 刃
separate /ˈsepəreɪt/ 引き離す
fear /fɪr/ 恐れ
wrap /ræp/ 巻きつける
pointless /ˈpɔɪntləs/ 無意味な
sword /sɔːrd/ 刀
shake /ʃeɪk/ 震える
throat /θroʊt/ のど
breath /breθ/ 呼吸
spread /spred/ 広まる
eternal /ɪˈtɜːrnəl/ 永遠の
symbol /ˈsɪmbəl/ 象徴
熟語・表現一覧.熟語・表現 意味
make up one’s mind 決心する
on one’s way to ~へ向かう途中で
look up to 見上げる
before the break of dawn 夜明け前に
husband and wife 夫婦
be born again 生まれ変わる
cry out loud 大声で泣く
take out 取り出す
tie together 一緒に結びつける
last breath 最後の息
far and wide 広くあちこちに
gather and pray 集まって祈る
no doubt 疑いなく
全文日本語訳
徳兵衛とお初は決心しました。二人は一緒に死のうとしているのです。
お初は死に装束として白い着物を着て、その上に恋に迷う心の闇を表すかのように黒い着物を重ねています。
不思議なことに、二人は死へ向かう道のりを幸せに感じています。
死へ向かう一歩一歩は、夢の中で夢を見ているようです。
鐘が鳴ります。二人は夜空を見上げます。
夜がもっと長く続いてほしいと思っているのに、おんどりが鳴き始めます。
徳兵衛はお初の手を取り、言います。
「夜明け前にやってしまおう。」
「あなたは25歳、私は19歳。二人とも厄年なのは運命なのでしょう。
これまで私は、この世で夫婦になれますようにと祈っていました。
でも今は祈りを変えます。死んだ後、同じ蓮の花の上に生まれ変われますように。」
悲しみは果てしなく続きますが、目的地への道は終わりを迎えます。
二人は曽根崎天神の森にたどり着きます。空は暗く、風も止まっています。
二人の恋人は、一つの根から二本の木が生えている場所を見つけます。
徳兵衛は帯を外して言います。
「ここがその場所だ。」
お初は黒い着物を脱ぎ、袖からかみそりを取り出します。
「もし私たちが引き離されてもいいように、この刃を持ってきました。
たとえ一人でも死ぬつもりでした。
愛のために死んだ恋人たちとして覚えていてほしかったのです。」
「そんなことを考えてくれていたなんて。私は私たちの愛にも、最期にも恐れはない。でも、無残な死に方をしたと思われたくない。私たちを結び合わせよう。恋人たちの死の完璧な例になろう。」
徳兵衛はお初の水色の帯を二人に二度、そして三度巻きつけます。
徳兵衛は亡き両親を思い、お初は生きている両親を思います。
二人は声を上げて泣きます。
そしてお初は言います。
「いつまでも話していられるけれど、それは無意味です。今すぐ、早く私を殺してください。」
「そうだ、もう時が来た。」
祈りながら、徳兵衛は刀を抜きます。
しかし、何か月も何年も愛し、共に過ごしてきた女性に刃を向けることができません。
彼の手は震えます。何度も失敗しますが、ついにやり遂げます。
刃はお初の喉を貫きます。
「君を一人では死なせない。最後の息を一緒にしよう。」
徳兵衛はお初のかみそりを取り、自ら命を絶ちます。
曽根崎の森を吹き抜ける風のように、徳兵衛とお初の物語は広く世に伝わりました。
富める者も貧しい者も集まり、二人の恋人のために祈りました。
二人が永遠の安らぎを得たことに疑いはありませんでした。
こうして二人は、愛の象徴となったのです。


コメント